【NZ視察2022/NO.7】Ma Maison(マ・メゾン)の特徴的なヴィンヤード
Greytown(グレイタウン)の宿を出発して、
次はMa Maison(マ・メゾン)のヴィンヤードがある
Martinborouoh(マーティンボロー)へ向かいます。
MartinboroughはCentral Otago(セントラル・オタゴ)と並んで、
質の高いピノノワールが生産されている有名産地。
気候や土壌の条件がフランスのブルゴーニュ地方に似ている言われています。
Ma Maison(マ・メゾン)はそんなMartinboroughの地で
採算度外視の卓越したピノノワールを造るワイナリーです。
ワイン愛好家である、エドワードとマージョリー夫妻により、
二人のピノノワールへの情熱を多くの方達と分かち合いたいという想いから
1993年に設立されました。
ブルゴーニュの高級メゾンに引けを取らない
ニュージーランドでもトップクラスのピノノワールを生産しています。
また、Ma Maisonではピノノワールに加えて、
エドワードが植えたシャルドネも生産されています。
まずは街の中心部にあるカフェCafe Medici(カフェ・メディチ)で
エドワードとマージョリー夫妻と待ち合わせ。
Ma Maisonのワイナリーやヴィンヤードの近況をお聞きしたり、
日本での評判などをお伝えさせていただいたりと、
和やかなカフェタイムをご一緒させていただきました。
お店の前でご夫妻と徳永さんの記念撮影。
そしてその後、Ma Maisonのヴィンヤードへ。
葡萄栽培醸造家の方の案内のもと
ちょうど芽吹いたばかりのぶどうの木を見せてもらいます。
Ma Maisonの植樹はニュージーランドの中でも特に個性的です。
葡萄樹を非常に低く仕立て、
葡萄のなる位置が通常よりかなり地面に近くなります。
その様子が現地で行なったインスタライブでも紹介されています。
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この仕立てにより葡萄は最大限の日照を得ることが出来るんだそうです。
また、収量も品質重視で非常に制限しており、
1エーカーあたり1〜1.5トンに抑えます。
マ・メゾンのヴィンヤードでは出来うる限りの
ナチュラルなアプローチを重視しており、殺虫剤の類も使用しません。
また、醸造手法は個性的なテロワールをそのままワインへと投影すべく
干渉はごく最低限に留めます。
それにより、確実にヴィンヤードのテロワールを反映した
エレガントで複雑でバランスの良いMa Maisonのワインが生まれています。
さて、次回のブログでは次の目的地、Nelson(ネルソン)に向かうために
Wellington(ウエェリントン)国際空港までの道のりをご紹介します!
遠山