ラブオレ→ラブティー
社内では「ラブオレ」の略称がすっかり定着したこのワイン。
「ラブブロック マールボロ オレンジ ソーヴィニヨンブラン」
こちらがまもなく名称とラベルデザインが変更になります。
中身は全く一緒ですが、
醸造過程で酸化防止に亜硫酸の代わりに活躍している緑茶成分からの名称です。
「ラブブロック マールボロ ティー(TEE)ソーヴィニヨンブラン」と変わります。
弊社スタッフ徳永が、
そろそろラブティーと連呼しだすのではと、笑
ニュージーランドのメイン品種、
ソーヴィニヨンブランは基本的にキリッとしたリンゴ酸が特徴的なワインです。
その為、安直に亜硫酸量を減らすと瓶内のワインが不安定で、
2次発酵がとても起こりやすくなります。
亜硫酸添加を減らすにはマロラクティック発酵により、
リンゴ酸より安定した乳酸を中心にする。
スキンコンタクトにより果皮からの成分を抽出する。
樽を使う。
などなど、何かしらの醸造過程が必要になるそうです。
キリッと爽やかなソーヴィニヨンブランに
亜硫酸無添加はないよね?とのワインメーカーのコメントでした。
ラブブロックのワインメーカー、キムクロフォードは出来る限り自然なアプローチに、
現代の最新の知見を融合させ、新しい手法を積極的に試し、取り入れています。
その中の一つがこの「TEE」の名前に由来する手法です。
味わいは伝統的なソーヴィニヨンブランよりワントーン落ち着いた、
オレンジの皮やリンゴ系のフルーツ感が中心。
ニュージーランドらしさ、マールボロらしさも併せ持ちながら、
個性的であまり似たタイプのNZSBは無いように思います。
ここ数年で、ニュージーランドのソーヴィニヨンブランにも
バリエーションがとても増えたなと感じています。
そしてこれからどんな新しいスタイルが登場してくるか楽しみですね。
名称変更後も、引き続きよろしくお願いします。
まだお試ししてない方!ぜひぜひ体験してみてくださいね。
檀原でした〜!